コンタクトレンズの種類
コンタクトレンズには、大きく分けて、ハードレンズソフトレンズがあります。
ハードレンズには、酸素透過性でないハードレンズと酸素透過性ハードレンズがあります。
現在市場に出回っているハードレンズは、ほとんどが酸素透過性のハードレンズです。
3年くらいの寿命と言われていますが、時々磨いて汚れや傷取りをすれば、5〜6年持ちます。
メニコンやシードの一部のコンタクトレンズのように、コーテイングが剥げてしまうので、研磨は出来ないものもあります。

ハードレンズの長所
1. 何と言っても、レンズの直径が角膜の直径より小さいので、角膜の負担
   が小さい
こと。
2. 同じく、レンズの直径が小さいので、結膜をこする面積が狭く、
    
結膜炎を起こしにくいこと。
3.  長持ちするのでコストが安くてすむこと。
4.  こすり洗い洗浄とタンパク除去だけ怠りなくすれば、きれいに保てるので、
 
  ケアが簡単であること。

ハードレンズの短所
1.慣れるまで、装用した時に、コロコロと異物感があること。
  2週間くらいで、だんだん慣れてきます。
2.コンタクトレンズの直径が小さいので、やはり慣れるまで、
  レンズの動きやレンズの縁の反射が気になること。

コロコロ異物感や、レンズの動きが気になる時は、レンズのカーブや直径を変えたり、レンズの縁の部分(ベベルと呼びます)を削って修正したり出来ます。

ソフトレンズの長所
1.柔らかい素材で出来ているので、装用した時に、異物感がない
2.素材が柔らかいので、落ちにくいように、コンタクトレンズの直径が大
  きく作ってあるので、ずれにくいし、レンズの動きや縁が気にならない。

ソフトレンズの短所
1.レンズの直径が大きいので、角膜を完全に覆ってしまい、角膜の呼吸を
  妨げ、角膜が酸欠に陥って、角膜内皮細胞が減少することがある。
2.やはり、直径が大きいので、広い面積の結膜をこすり、結膜炎を起こし
  やすい。

初めてコンタクトレンズを装用される方には、やはり、眼科医の立場から、目のために負担の少ないハードレンズをおすすめします。
サッカー、バスケットボール、ラグビーのような、身体が接触したり、ボールが当たったりするような激しいスポーツをする場合には、ソフトレンズの方がずれにくくて良いかもしれません。
ソフトレンズは、最近、使い捨てタイプや、定期交換タイプがありますので、旅行や週末にスポーツを楽しむ時などに装用すると便利です。
どの種類にコンタクトレンズを装用するにしても、しっかり洗浄すること、タンパク除去をすること、が大切です。
そして、目に異常が生じていないか、定期的に眼科医の検診を受けることをおすすめします。

コンタクトレンズの特長表
ソフトレンズ 酸素透過性レンズ ディスポーザブル
(使い捨て)レンズ
光学的
装用感
角膜障害
結膜炎
レンズの汚染 普通
レンズの寿命 約2年 約3年 1日・1週間・2週間
ケア方法 複雑 簡単 簡単


レンズの寿命は、適切な方法で毎日きちんとケアをした場合の期限ですが、   個人差はあります。

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